一時的な借金の利子であるローンの金利を動かす3つの要因

住宅ローンと言う名の巨大な借金

マイホーム購入は、たいていの人にとって人生最大の買い物です。一括購入できる人はごく限られているので、ほとんどの人は住宅ローンを利用することになります。
住宅ローンを組めば、本来であれば何十年も先にならないと買えないはずのマイホームをいまずぐに購入することができます。
つまり、住宅ローンによって将来の時間を買っているのです。金利はそのためのコストです。
例えば30年間お金を貯めて一括払いで住宅を購入するのか、それともいま購入して、30年間ローンで返し続けるのか選択するとしたら、支払う金額も違いますが、得られる満足感も違ってくるはずです。

金利を決定する3つの要因

金利はいろいろな要因が重なって決まりますが、重要なポイントは次の3つです。
まず1つは需給関係です。金利は需要と供給の関係で決まります。お金を借りたい人が多くなると、お金を貸したい人は金利を上げます。つまり景気が良いときは、たいてい金利が上がるようになっています。
反対にお金を借りたい人が少なくなると、お金を貸した人は金利を下げます。景気が悪いときには、たいてい金利が下がるのです。
次に金利はお金を借りる側の信用度によっても変化します。
収入が多かったり、一流企業に勤められていたりして、貸したお金をきちんと返す返済能力がある人には、安い金利が適用されるということです。

カードローンと住宅ローンでは性質が異なる

また同じ借りてであっても、融資する目的で担保、つまり借金のかたがある場合は、金利が安くなります。目的が住宅購入に限定され、住宅を担保として提供できる住宅ローンがその典型でもあります。
その一方で、無担保で目的も限定されないフリーローンなどは金利が高くなる傾向になります。
そして、金利はお金を借りる期間によっても変化します。
一般に、長期間借り入れをした場合の金利の方が、短期間の金利よりも高くなります。貸し手の金融機関にとって、期間が長いほど約束通りに返済されないリスクが高まるからです。